南アルプス市

双葉JCT

2003年4月1日 - 中巨摩郡八田村、白根町、芦安村、若草町、櫛形町、甲西町が、合併し誕生した。人口は約7万2000人で市役所は旧櫛形町にある。

南アルプス市誕生直後の一時期、人口が少ないにも関わらず、在任特例により95人もの市議会議員を擁し、マンモス議会と呼ばれ住民の批判にさらされた。これらを受けて2004年10月28日の議会で自主解散決議を賛成多数で議決。翌11月の選挙で定数28人に改選された。

中央自動車道双葉JCTにおけるローマ字と英語の組み合わせによる市名の表記南アルプス市という名称は、一般公募の結果で、合併協議会の委員65名の投票によって2002年に決定されたものである。しかし、この公募は県外在住者の投票も可能であり、住民の民意を正確に反映したものとは言い難かった。また、公募結果についても南アルプス市が1位だったものの、字違いの「巨摩野」や「こまの」を合わせれば次点の「こま野」市が逆転するなど、南アルプス市が完全に優勢というわけではなかった。そのため、当時から住民投票を求める声が高かったが、合併協議会は公募結果を重視する姿勢を崩さなかった。住民不在かつ不透明な市名の決定過程に不満を抱く市民はいまだに少なくない。ちなみに合併前には「峡西市」とも新市は呼ばれていた。

市の名前にカタカナを使用しているのは、コザ市(現・沖縄市)、篠ノ井市(現・長野市)に続いて3番目である。楠原佑介はカタカナ地名であることなどを著作「こんな市名はもういらない! 歴史的・伝統的地名保存マニュアル」で批判している。

中心部からは比較的離れているものの、市名の由来となった南アルプス(赤石山脈)が市の西部を縦断している。国内第2位の標高をもつ北岳 (3,193m) が市域に含まれている。

近年では、交通の便のよさなどから、人口が増加している。